元気が出ました。
勇気がでる１冊でした。
とくに「相手に尽くす心レベル」で仕事をすると
難問が解決できるというのはすばらしいと思いました。
経営コンサルタントという仕事を誤解していたかもしれません。
「人生戦略」ありなしで十年後変わってくる？！
最近元気な老人が増えている。しかしこの著者の頭脳、気力というものは
「老人」という範疇に当てはまらない。いや、本当に「人間か」とまで思う
日本で最初に「経営戦略」という概念を導入、国際的な経営コンサルタント
として数ヶ国語を自在に操り70代で現役として活躍している。
著作も数百冊を超える多作ぶりでその執筆ペースも落ちないどころか、ますますあがっているとはオドロキである。
しかも日本で初めてのパソコン・ユーザである著者は最新のプログラミング
言語を駆使して複数のＰＣを同時に使いこなすという常人にはできない
離れ業を演じてみせる。 著作は、こういう著者がはじめて自分の人生を振り返って
それをとりまとめた「自分史」である。 さぞかし華やかな経歴かと思いきやその歩みは凄まじいまでの苦闘と挫折の繰返しである。
著者が本当に素晴らしいのはそういう失敗から成功にいたる絶対的な確信を
もちそれを実現する具体的なプロセスを著書の中で展開している点である。
経営に頭を抱える企業人、リストラに喘ぐ中高年、進路を模索する若手 ビジネスマン「そんな人は別次元の話だよ」と思う前に一読してみては。
具体的な解決は異なるが主張は至ってカンタン、具体的、実行容易である
反面、古今東西の諸賢に共通する人生の知恵をベースに著者独自の理論と
客観的な数値に裏付けられた人生に対する深い哲学がその根底にある。
そして著者の温かい人間性にも触れることができ、苦しみを苦しみと 感じずに元気がでてくるフシギな本である。
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