1998年10月〜12月、フジテレビ系で放映されたSMAPの稲垣吾郎主演のワイン物語。原作は、城アラキによる同名コミック(監修・堀賢一/漫画・松井勝法)。稲垣は、この作品への出演をきっかけにワインにのめり込み、実際にソムリエの資格を取得するまでに至った。フランス人の継母を追い、ヨーロッパへの放浪の旅の涯、ワインへの才能を開花させる天才ソムリエ・佐竹城。常にソムリエの衣装を身に纏い、変わり者だが上品な城役は、稲垣以外にありえない。毎回、物語のキーとなるワインが登場し、一杯のワインが人間関係のもつれさえ解きほぐしていくシチュエーションは、とても興味深い。また、トラブルメーカー役を務める菅野美穂の演技も、必見。(みきーる)
出演者は良かった
このドラマは漫画のソムリエが原作となっているが、演出内容が悪すぎて駄作となっている。
演出家たちは原作を見たことはないのではないかと考えてしまう部分が多すぎる。
ドラマのソムリエに興味を持った方は一度漫画のソムリエを見てみてはどうでしょうか。
出演者は良かっただけに残念です。
待望のDVD化!
ワインの著作権の絡みで難しいと言われていましたが、本放送から7年経ってようやくのDVD化!時代の話題・ファッション・メイクを追っていないせいか、今観ても全く違和感はありません。一番の魅力はやはり主人公。稲垣吾郎の「クールでナルシスト」というパブリックイメージを逆手に取ったキャラクター設定が絶妙です(原作の漫画とは微妙に違います)。本当にはまり役で、監督が「役と役者の幸運な出会い」と言うのも頷けます。気品と存在感とに溢れた魅力溢れる佐竹城にぐいぐい引き込まれます。 また、映像がとにかく素晴らしいです。佐竹城の静止画像的な美しさは、ばたばたと人間くさい登場人物たちの中で彼一人は超然とした神のような存在であることを象徴的に表しているのではないでしょうか。 屋外の映像も凝っていて、ワイン畑はもちろん、普通のビジネス街や並木道まで、クラシカルで趣のある映像となっていました。 脚本・出演者・演出・音楽、全ての完成度が高く、最後まで楽しめます。
ビクターエンタテインメント
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